ーセントラルコースト・マリナーズ戦の後、エリソン選手の守備について長谷部監督にお訊きしました。そのときは「もう少しやれたのではないか」と監督が仰っていて、この評価を踏まえつつ今日の試合を拝見したところ、エリソン選手のプレスがより鋭くなったように見えました。やはり、長谷部監督から守備面の要求が多かったですか。

「監督が変わって(川崎Fの)ゲームスタイルも変わりましたので、監督のスタイルに早くフィットできるように日頃から意識して取り組んでいます。ただ、今シーズンは(現時点で)プレーする時間がそれほど多くなく、ゲーム感が少し欠けていたのかなと思います」

「ただ、今はフィジカル面の状態が良くなっていますし、ファーストディフェンダー(守備の起点)としての役割が重要であることも理解しています。監督から要求されるのは自分にとって嫌なことではないですし、逆に自分が良い状態だからこそ要求されているのかなと思います」


川崎フロンターレ 写真:Getty Images

華やかなゴールショーでファイナルステージへ

前半途中から上海申花が[4-4-2]の守備隊形を敷いたものの、最終ライン、中盤、最前線が間延びしていたため、川崎Fとしては自由にパスを回せる状況に。両軍のプレッシングの練度や緻密さには、歴然とした差があった。

迎えた前半24分、河原のパスに反応したDF佐々木旭が右サイドを駆け上がり、ペナルティエリアの手前で左足を振る。このミドルシュートが相手ゴール右隅に突き刺さった。

2戦合計スコアを前半のうちに同点(1-1)にした川崎Fは、後半も整然とした守備からリズムを掴む。後半19分にも佐々木が右サイドを駆け上がり、相手最終ラインの背後へ浮き球を送ると、これにエリソンが反応。守備面で気を吐いていたブラジル人FWが、右足でのダイレクトシュートでゴールを挙げてみせた。