こちらが倶知安でニセコは下の方です。

ニセコ町財政危機への対策(財政危機突破計画)

ニセコ町は財政危機の理由を地方交付税が削られたからとしていますが、そんなんどこの自治体も同じです。

ただし財政は急に好転したようにも見えます。

予算が急に5割増しに・・・

町税は、まず町民税について、3億4,250万円(前年度比+2,500万円)、固定資産税は、5億7,000万円(前年度比+3,308万円)を計上しています。

また、令和6年度から開始した宿泊税を1億2,100万円、入湯税は、6,000万円(前年度比△1,000万円)を見込み、軽自動車税やたばこ税を含めた町税総額は11 億4,400万円(前年度比+1 億7,000万円)となりました。

税収が1年で15%も増えました!!!普通建設事業費は、45億5,085万円(前年度比+31億4,451万円)と公共事業も拡大。これからはかなり好転してくるはずです。

インバウンドは買い物や飲食してくれる8兆円だけの効果ではありません。

地元に投資され、いろいろな宿泊施設が建設される そこで働く従業員、食材の仕入れや備品の仕入れが発生 周辺のタクシーやレンタカーの需要

など、非常に大きな経済効果があるわけです。サッカーの本田選手が「外国人に土地を売るな」とツイートしてて驚きましたが、土地を買えない中国に対しての不動産取得課税ならともかく、いまや日本の不動産の4割が外国人の取得によるものです。妙高には日本が大好きで礼儀正しいシンガポールからの投資が2000億円も入って絶賛開発中です。外国人全てへの不動産取引を禁止したら、一瞬で不動産は暴落してバブル崩壊規模の大不況が来ます。そんなわけでアホなこというんじゃない。

【特集】2000億円の大型開発が進む妙高高原エリア シンガポール人投資家を直撃 その未来図は《新潟》

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2025年3月12日の記事より転載させていただきました。