スティーブ氏がエンジニアだからこそ抱いた課題感

——ミンイーは「My Relief」のプロモーション活動に注力している印象があります。それも「無料」の障壁を超えるためのものですか?
そうですね。多くの人に手にとっていただき認知をあげるため、3年ほどプロモーション活動に注力する計画です。オンライン広告やLINEのシェア機能追加を行う一方、街頭プロモーションにも力を入れています。これは、実際に「My Relief」の手軽さや効果、副作用がないことなどを、その場で体験していただくことで伝えていくことを目的としたものです。
——「My Relief」の開発において大変な部分はありますか?
アップデートの量が多くスピード感が必要なことですね。花粉だけでもスギやヒノキなど多くのアレルゲンがあり、他にもPM2.5や黄砂など、地域や環境によってアレルギーを起こす原因が違います。さらに、天候や気温によって飛散するアレルゲンも変化します。つまり、花粉症でいえば、花粉だけが原因なのではなく、さまざまな要因が複合的に重なって症状が出ているのです。
多角的に最適化を行わないと本当に効果のあるツールにはなりません。そこで「My Relief」は、環境やその日の条件に合わせて対応できるよう日々アップデートを行っています。
——現状の「My Relief」に感じている課題や改善したいポイントがあれば教えてください。
「My Relief」を利用して効果を実感していただいている方の中には、多少のプラセボ効果が働いて症状が軽減している、という方もいるのではないかと思っています。しかし、私自身がもともとエンジニアなためか、プラセボ効果というものにやや懐疑的な部分があるのです。効果に対して、しっかりとした検証結果がほしい、という課題感を持っています。
この課題に対しては、二重盲検臨床試験(Double Blinded Clinical Trtial)などを用いての検証をやっていきたいですね。台湾ではすでに検証が進められていますが、今後、日本においても医師と連携して進めていきたいと思っています。