■「現在の常識」が変わる日は近い?

X上では「ブロッコリーの伝道師」的存在として、確固たる地位を確立している安井ファーム。同アカウントでは、2020年ごろから「ブロッコリーはチルドで保存」と推奨する投稿を、積極的に行なっているそうだ。

担当者は「今回のアンケート結果を受け、まだまだこの認識が十分に広まっていないことを痛感するとともに、今後も定期的に情報を発信していく必要があると感じました」と語っており、やはりブロッコリーに対する熱い思いは本物であった。

しかし、「一方で、ブロッコリーは野菜なので、野菜室に入れたくなるというお気持ちもよく分かります」とも頷いてみせる。じつは以前、同社がメーカーにこちらの点を尋ねたところ、「新しい機種では、野菜室でブロッコリーの鮮度を保持できるものもある」との回答が返ってきたというのだ。

こちらを踏まえ、安井ファームの担当者は「現時点ではチルド室での保管が最適ですが、冷蔵庫の買い替えが進む10年後、20年後には『ブロッコリーは野菜室での保存がベスト』という時代がやって来るかもしれません」と、近い将来へ想いを馳せていた。

さらに「時代と共に常識は変わるもの。当社といたしましても、その時代に合わせた情報発信を心がけていきたいと考えております。今回のアンケート結果を、そんな未来まで『保存』しておいても面白そうですね」と、粋なコメントを寄せてくれたのだ。

安井ファームのコメントにもあるように、技術が進歩すれば合わせて「常識」も変わる。昔から馴染みのある「野菜の常識」も、日々変わるものとして認識しておきたい。