今シーズンも開幕節(ロアッソ熊本戦3-2)から圧巻のプレーでスタジアムを沸かせた。1点ビハインドの後半14分に左WGの位置に入ると、直後の同17分に左サイドでボールを握りボックス内に侵入。右、左と2回切り返してファーサイドにクロスを供給しMFマテウス・ジェズスの同点ゴールをアシストする。さらに同19分にも左サイドの低い位置でボールを握ると、細かいボールタッチで相手DFをいなしてペナルティエリア中央付近までボールを運ぶ。相手選手3人を引き付けた状態で味方選手にパスすると、その流れからFWエジガル・ジュニオの逆転ゴールが生まれており、この日のマン・オブ・ザ・マッチに相応しい活躍ぶりを見せている。
この活躍ぶりにはSNSでも「まるで三笘(薫)のようだ」「世界にばれる」などサッカーファンたちからの反響も大きく、J1のみならず世界中から熱い視線が注がれそうだ。
※ドリブル中、ボールを外側へ押し出した直後に逆側へ切り返して相手をかわすフェイント技術。
以上、今季大ブレイクを遂げるであろうJ2所属のドリブラー6選手を一挙紹介した。なかでも、長崎のMF笠柳翼やMF松澤海斗は別格ともいえるパフォーマンスを見せており、国内だけでなく海外からも注目を集めるだろう。年齢的に更なる成長にも期待がかかる。