今シーズンも開幕節の水戸ホーリーホック戦(3-2)や第2節のサガン鳥栖戦(1-0)で途中出場を果たしている。相手サイドを切り裂く角のドリブルに是非注目してほしい。

FW新川志音(サガン鳥栖)
3人目は今季開幕直前にサガン鳥栖のトップチームへ2種登録加入が発表された17歳のFW新川志音(鳥栖U-18)。今冬の沖縄キャンプにも帯同していたが、2種登録されたことでJ2などトップチームの試合にも出場できることになった。新川は2月8日に行われたFUJIFILM SUPER CUP2025「NEXT GENERATION MATCH」(U-18Jリーグユース選抜VS日本高校サッカー選抜)にもJユース選抜チームに選出され出場。キレのある仕掛けを見せていたのが印象的だった。
そんな新川は2月22日に行われたJ2第2節のジュビロ磐田戦(0-1)で後半33分から投入されると、自らの仕掛けからPK獲得に貢献するなど早くも頭角を現している。鳥栖でスタメンを張りコンスタントに活躍が出来れば、10代のうちに海外クラブへステップアップ移籍を遂げる未来もそう遠くないのかもしれない。

MF吉田源太郎(ジェフユナイテッド千葉)
4人目には今オフにJ3のカマタマーレ讃岐から完全移籍でジェフユナイテッド千葉に加入したMF吉田源太郎を挙げる。四国学院大学在学中の2022年4月に特別指定選手認定および2023シーズンからの讃岐加入内定が発表され、翌月にはJ3リーグ第9節のテゲバジャーロ宮崎戦(0-0)に出場しJリーグデビューを飾った。吉田は2024シーズンまでの3年間でリーグ通算82試合出場8ゴール4アシストを記録。緩急やスピード、フィジカルを活かした縦への突破力はJ3リーグで群を抜いていた。