まあそういう人たちの行動様式としては、まずTV局にあいつを出すなと抗議の電話・ファックス・メールなどを雨あられと降らせる・・・ところが拉致があかない。その挙句たどり着くのが、『不買運動』圧であった。

フジの大手のスポンサー(特に石鹸系を軸にと聞いている)に〝サワダを降ろさせないとオタクの製品の不買運動を始めるぞ〟と。しかも組織的にである。組織とは、なんたらキョウドウクミアイとかのそっち系である。政党が絡んでいる。

かなり昔、市川房枝が市民運動をバックにして絶頂期だった頃、東京電力への不買運動(電気料金不払い)への動きをみせただけで、東電が震え上がったことがあった・・・後生ですからそれだけはどうかご勘弁を———

スポンサーフィー → 会社運営 → 構成員の給与

なので、スポンサー止めは生殺与奪の権。あな恐ろしや。

まあ、逆に言えば、TV運営(に限らないが)はそんな薄っぺらな〝金次第〟の世界である。コンテンツは視聴率さえ取れればよし。コンプラ、ガバナンスは二の次どころかどこ吹く風。テキトーにごまかしていればいい。TV画面に踊る末端のやつらは、いざとなれば切れるやつは切って切って切って・・・代わりはいくらでもいる。

まあ、結局中居くんも局からすれば、そういった役回りにすぎなかったのかもしれない。

彼のファンクラブ〝ヅラ〟の方達からすればいたたまれない。持ち上げるだけ持ち上げといて、いざという時はいとも簡単にお払い箱。組織vs.個人みたいなもんだからなあ、のんびりなかいにしたところで個人屋台みたいなもんだから。

あぁ〜、デジャブゥ〜〜!

日枝久というオトコ

私は、日枝久氏に一回だけ会わせてもらったことがある。

3.11後のフジTVに出ずっぱりだった期間のことで、視聴率的にも絶好調だった頃である。担当の専務が、日枝さんに面通しすると、奥の院に導かれた。

初めてお会いした日枝さんは僭越ながらリーダーとしての風格に満ちていた(と思う)。その特徴は、①体格恰幅良く、②どこからでもなんでも受け止めますよと言わんばかりの微笑みをたたえている。文字通りのジェントルマンなのであった。