日本代表のキャプテンを務めるMF遠藤航が、2023年の8月にプレミアリーグの名門リバプールに移籍した当時、イギリスのサッカーファンや関係者からその実力には多くの疑問が投げかけられていた。しかし、ユルゲン・クロップ前監督の信頼を徐々に獲得し、2023/24シーズン序盤に実力を発揮すると市場価値は最高額に到達。今2024/25シーズンはアルネ・スロット監督の元でクローザーとしての役割を担っており、選手としての模範的な態度により、その価値は市場価値の金額以上にあるのは間違いないだろう。

守田英正 写真:Getty Images

5位:守田英正(スポルティングCP)

市場価値最高額:約23億5,000万円(2024年6月6日、スポルティングCP在籍時)

遠藤とともに日本代表を中盤の底から支えるMF守田英正。的確にゲームの流れを読む力に秀でており、その実力は元スポルティングCPの監督で現在はプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督にも認められていた。2023/24シーズンにスポルティングでリーグ優勝を果たした時には、チームの中心としてレギュラーで活躍し、優勝後に市場価値は最高額に達した。


本田圭佑氏 写真:Getty Images

4位:本田圭佑(無所属)

市場価値最高額:約31億4,000万円(2013年1月15日、CSKAモスクワ在籍時)

2010年の南アフリカW杯以降、日本代表の中心選手として活躍した本田圭佑。オランダのVVVフェンロー(2008-2009)からロシアのCSKAモスクワ(2010-2013)へ約12億円で移籍し、ロシア国内はもちろんCLやUEFAヨーロッパリーグ(EL)などで活躍すると、2013年に市場価値が最高額に達した。しかし、2014年にセリエAのミラン(2014-2017)への移籍の際には、モスクワとの契約が満了していた為フリーであった。


香川真司 写真:Getty Images

3位:香川真司(セレッソ大阪)

市場価値最高額:約34億5,000万円(2012年6月29日、ボルシア・ドルトムント在籍時)