しかし目的が明確でない会議では「面倒くさい」、「早く終わらないかな」、「出なくていい方法ないか」という意識がある場合は集中力も欠けてしまい、無駄な時間になりかねません。
「楽しい」、「なんでも話せる」という緊張感に欠ける雰囲気で行われる会議は、主旨を変えた会議(ブレストなど)に限定するか、月単位や四半期、年度単位の懇親会でおおいに行ってください。
ある程度の緊張感を感じられない会議運営は「居心地がいいだけ」「現状を変えたくない」という解決が難しくなる問題が遅かれ早かれ出てくる可能性があり、その結果この組織では「成長できない、評価を得られない」という感情が芽生えてしまうと離職へ繋がりかねません。
飲みに行って盛り上がって解消する、愚痴を傾聴して元気づける、ご褒美をちらつかせて、、、など様々な方策もありますが、成長できる環境を与え続けるしかありません。
お互いにとって「期待されたことに対して、成長した」という基準設定を作ることです。
恐怖を感じない人、目標を簡単にできてしまっている人には、さらにワンランク上の目標設定を行うことが管理者の仕事であることを忘れないでください。
最後に、なんとなく週次会議を「スタート日(例:月曜日)の朝」に設定されていませんでしょうか。
業種によっては週の区切りが異なりますが「チェック」という意味では「締め日(例:金曜日)」に週単位の振り返りを行い、月曜日の朝から気持ちよくスタートできる、ということも推奨いたします。週末の気の持ちようも大きく変わります。(笑)