6. サルが撮影した写真の著作権

 2011年、英国の写真家デビッド・ジョン・スレーター氏はインドネシアで撮影ツアーを行っていた。その際、カメラを奪ったクロザルがセルフィーを撮影。スレーター氏はこれを写真集に掲載した。

 しかし、2015年、動物愛護団体PETAが「写真の著作権はサルにある」として訴訟を起こした。PETAは「サルこそが撮影者であり、著作権を持つべき」と主張したが、裁判所は「動物には著作権はない」として訴えを棄却した。

 最終的にスレーター氏はPETAと和解し、写真集の収益の25%をインドネシアのクロザル保護のために寄付することを約束した。

世界で“最もばかげた”6つの訴訟
(画像=問題の猿の自撮り写真 画像は「Oddee」より,『TOCANA』より 引用)

 法廷は本来、正義を求めるための場所だが、ときには驚くような理由で訴訟が提起されることもある。今回紹介した6つのケースは、その中でも特に突拍子もないものだ。これらの訴訟は、法廷記録に残るだけでなく、関係者の“黒歴史”としても未来永劫語り継がれるのかもしれない。

提供元・TOCANA

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