そのような事態を避けるため、例えば「売り上げを増加させる」ではなく、「〇月〇日までに売上を〇〇円にする」と、定量的な数字を含めて目標を設定しましょう。

すると、そのゴールに向けてどのような動きをするべきなのかがわかり、目標を達成するのにふさわしい行動ができるようになります。

  1. 評価しやすいKPIを設定する

    KPIとはKey Performance Indicatorの略称で「重要業績評価指標」を指し、ゴールを達成するために欠かせない要素です。

    こちらの数値を追うと進捗管理がしやすくなるため、ゴールと同様、評価しやすいKPIを設定することが大切です。

    KPIを設定すると必要なプロセスをいくつか細分化して可視化できるようになり、ゴールの軌跡となるため、チームリーダーを巻き込みながら慎重に検討しましょう。

  2. PDCAを回して改善する

    一度作成したロードマップでも、実際に業務を進めるうちにエラーや矛盾点が見つかるケースもあるでしょう。

    計画段階でなるべく多角的な視点から分析し、ブレない計画を立てる姿勢は大切ではあるものの、変化の速い現代では途中で計画を修正しなければならないときもあります。

    そのような際には定量的な評価のもとで柔軟に対応し、ロードマップを修正させることも視野に入れておきましょう。

    よりよい計画を立てると、ゴールへの道のりを縮められると期待できます。

  3. クリティカルパスを把握する

    プロジェクトを遂行するまでには複数のタスクがあります。

    一連のタスクを時系列で結んだ際に、一番時間がかかる経路をクリティカルパスといいます。

    言い換えると、プロジェクトが完了するために欠かせない作業工程のことです。

    クリティカルパスを把握したら他の工程よりも優先して行うと、遅延防止につながります。

    タスクを洗い出し、タスク間の依存関係を把握したら早めにクリティカルパスを特定して共有しましょう。

    まとめ