トランプムーブメントの背後にある「プロレス精神」を理解することで、世界中の民主主義国が強烈な社会分断に襲われてしまう流れに対する、「新しい中道派」の位置に人々の感情を引き寄せていく”免疫力”を発揮できるようにしていけるのではないかという話をします。
ちなみに、トップ画像はGROKによるAI生成画像でリアルではありません(一応w)
1. トランプムーブメントの源流となったWWEとはどういう団体か?
昔トランプ氏は2007年に「バトル・オブ・ビリオネア」っていうイベントでアメリカのプロレスに実際に出場して、WWEの実質創業者的存在であるビンス・マクマホン・ジュニアと「髪切りデスマッチ」をやってたりするんですね。
で、このWWE(途中で名前が変わったんで当時はWWFですが以後記事内ではWWEで統一します)の元ダントツナンバーワンスター選手だったハルク・ホーガンがトランプ支持を表明したのも有名ですし、
ビンス・マクマホン・ジュニアの奥さんで元CEOのリンダ・マクマホンさん(この人本人もWWEのパフォーマンスによく出演していた人)は、2016年の第一次トランプ政権では実際に中小企業庁長官になっており、今回は教育長官になる予定だそうです。