が開花するっていう感じ。(なんか何言ってるかわからないと思いますが、極悪女王の五話まで見ると理解できると思うのでぜひ見てみて)

さっきも書いた文通の仕事であるゲイの人と繋がってるんですが、感想として

俺はなんか「目覚めた意識高い俺/私」というマウントアクセサリーとしてのポリコレが終わって、「ほんとうのみんなのさいわい」のためのポリティカルコレクトネスをもう一回ゼロから考えよう、という「夜明け」のような気もしました。

…って言っててこの感想もめっちゃ良かったです。

欧米はまず「知的エスタブリッシュメント」が日本より圧倒的に強すぎて、反作用としての「アンチ知的エスタブリッシュメント」も強烈になりすぎる面があるように思うんですよね。

日本はそこまで「知的エスタブリッシュメントが大事にされてない」面があるので、逆にそこに「双方向的」に「これからの日本のための」を立ち上げていく道がこれから開けるはずだと思います。

「誰かが正しさを独占」するような形ではない、「あらゆる個」が「自分」を謳歌していく先で、それを受け止めあって新しい調和が生まれていくような、新しい日本型の「プロレス的決着」を実現していきましょう。

とりあえず、2月7日に出る私の渾身の新作、以下の本をぜひよろしくお願いします!

『論破という病 「分断の時代」の日本人の使命』

長い記事をここまで読んでいただいてありがとうございました。

ここからは、さっきのトマ・ピケティとマイケル・サンデルの本で、「左派的な税制(高い累進課税とか)」を実現するには、「強い共同体意識」が必要なのだ、っていう話があって色々と考えさせられた話をします。

左派が「個人の話(LGBT問題とか)だけ」をやっている限り、この「左派的連帯」を生み出すパワーの源泉はどんどん削られていってしまうので、当然左派的理想は実現しないし、右派のバックラッシュに負けちゃうんだっていうさっきの話につながる部分ですね。