Z世代を中心に多彩な機能と使いやすさで支持を集めるキーボードアプリ「Simeji(シメジ)」。独自の発想で話題を生み出してきた同アプリが、社会問題として注目される「闇バイト」への対策として、新たな注意喚起機能をリリースしました。この取り組みはどのような背景や想いから生まれ、また社会問題に向き合うSimejiはどのような未来を描いているのか。Simeji運営責任者を務める古谷由宇氏に話を伺いました。

9つのワードに警告文!注意喚起機能がリリース

――Simejiといえば、ユニークな機能やZ世代への親しみやすさで人気を集めてきましたよね。そんな中で、最近話題となっている「闇バイト」の問題に対し、新たに注意喚起機能がリリースされたと伺いました。この注意喚起機能について教えてください。

古谷氏:

「違法バイトや詐欺的な求人に巻き込まれるリスクが増加している状況を受け、特定のキーワード入力時に注意喚起を行う機能をリリースいたしました。ユーザーがキーワードを入力すると、超変換にリスクを知らせる警告が表示されます。

登録されているワードは、『こうがくばいと』『ほわいとあんけん』『きんけつ』『げんきんぷれぜんと』『そくじつそっきん』『うらばいと』『にうけ』『らくしてかせぐ』『こうがくほうしゅう』の9つです。(2024年10月29日時点)」

闇バイト被害防止へ、Simejiが注意喚起機能をリリース。ユーザーニーズに寄り添うキーボードアプリの未来像とは?
(画像=「こうがくばいと」「ほわいとあんけん」「きんけつ」と入力すると、キーボードの右上に注意喚起の文言が表示される様子 、『Business Journal』より 引用)