そしてついに期待の夕マヅメ。ここ最近の釣行では、必ずと言っていいほどこの時間帯に大物をキャッチしている。夕マヅメにはライズが増えて、魚が浮き気味になることが多い。実績抜群のマイティーペッパーで広く探っていけば、有終の美を飾る大物が釣れるはずだったが、この日はなぜか夕マヅメに魚の活性が上がらず何も起きないままに終了。

最終釣果

午後からも10匹以上釣ることができ、最終釣果は36匹。天竜川では久しぶりの30匹超えとなった。昔は小型魚の割合が今より多く、釣れるときには50匹以上釣れることもあったが、ここ最近は鵜による食害が問題となり、鵜に食べられないような大型魚の割合が増えたようだ。小さい魚をたくさん釣りたいなら管理釣り場に行けばいいと思うので、これからも大型魚中心の放流だとありがたい。

天竜川では80cmを超える魚も放流されているとのこと。私はまだそのサイズにお目にかかったことはないが、70オーバーは今シーズン2匹キャッチしている。そんな大物が掛かると、掛かり方や掛かり所にもよるが、管理釣り場用のスプーンに標準装備されているフックでは、すぐに伸びたり折れたりしてしまうことが多い。フックは太軸の物に交換しておこう。

私のお気に入りは、カルティバのSBL51とSBL47、それにジャッカルのe-hook太軸。強引なやり取りをする人はSBL67(通称エリモン)を使うのもいいだろう。後悔先に立たずである。

天竜川ルアーフライ専用区で大型ニジマス連発【静岡】良型主体で36匹をキャッチ大物が多いので太軸のフックを使おう(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

 

 

<杉本敏隆/TSURINEWSライター>