こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
福井県の西の端、若狭おばまは文化財の宝庫といわれ、貴重な仏像や仏閣に巡りあうことができます。「御食国(みけつくに)若狭と鯖街道」は日本遺産認定第1号。特に小浜市内で現存する神社仏閣の中でも、国宝や国・市指定の重要文化財などに指定される古刹を中心に八つの寺院を「八ヶ寺」と呼ばれています。
地域の人々によって大切に守られてきた建造物や仏像を拝みに若狭おばまへ行ってみましょう!
目次
小浜八ヶ寺巡り
『古代、若狭国(わかさのくに)に位置する小浜(おばま)は、奈良や京都の都の食文化を支える「御食国(みけつくに)」として、また、海を渡って往来する人と物資の大陸との玄関口としてそれぞれの重要な役割を持つ拠点として存在していました。仏教が政治的に勢力を持った時代、小浜にも多くの寺院が建立され、国宝や重要文化財を中心とした古刹や仏像が現存しています。大きな戦に遭うことなく、地域の人々によく守られた祈りの場は、長い歴史によって培われた時間を優しく伝えてくれます。(小浜八ヶ寺巡りの案内より引用)』
紹介する寺院は僕が巡った順に紹介します。
関西からなら何とか日帰りも可能ですが、美食の地域でもあるので、宿泊してじっくりと巡ってみるのもおすすめです。
1. 神宮寺(じんぐうじ)
714年開創。若狭彦神の神身離脱により創建されたとされ、本堂に神仏双方を祀るなど、奈良時代以降の神仏習合のかたちを色濃く残す寺院です。東大寺に香水を送る「お水送り」を続けているほか、境内からは平城宮の瓦と同じ様式の瓦が出土しており、奈良との深い関係を示します。(案内看板から引用)
- 所在地:小浜市神宮寺30-4
- 宗派:天台宗
- 拝観料:400円
- 拝観時間:9:00~16:00
※拝観時の説明は要予約
※2月中旬~3月5日は拝観不可 - 駐車場:あり
- 重要文化財:本堂、仁王門、木造男神・女神坐像(非公開)
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(画像=『たびこふれ』より 引用)
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(画像=『たびこふれ』より 引用)
一歩一歩階段を上ると本堂が見えてきます。
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(画像=『たびこふれ』より 引用)
若狭随一の華麗な姿を誇る重要文化財の本堂。
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(画像=『たびこふれ』より 引用)