■ 周囲に新人ドライバーがいたら、ぜひ声掛けを
では、こうした油種間違いを防ぐためにはどうすればよいか?まず言われているのが、その車の取扱説明書を確認することや、メーカーに問い合わせること。車検証を見るという方法もありますが、レギュラーとハイオクの場合は「ガソリン」とだけ書かれていて、区別がつきません。
それに油種が分からず困る状況というのは、既にガソリンスタンドにいて今から給油するのに分からない……というケースがほとんどかと思います。その場合は、給油口扉の内側や、給油口の蓋に油種を示すシールが貼られていないかを確認してください。
もし貼られていない場合には、とりあえずガソリンスタンドのスタッフの方に相談するといいでしょう。セルフスタンドでも必ずスタッフの方は常駐しており、確実ではありませんが、相談にのってくれる場合があります。
それにしてもこうした事態を避けるために、すぐ分かる方法があると良いのですが……。米岡さんはこの問題について「例えば、大抵のガソリンスタンドの給油場のノズルは黄赤緑の色がついているので、車側のガソリンキャップも黄赤緑の色付きなら瞬時に判断でき、間違いも減ると思います」と、提案しています。たしかに、これが実現すれば、給油の際に迷うことはなくなりそう。
インタビューの最後には、「一瞬の軽率な判断が高い出費を招きます。数万円の修理費で済む場合もあれば、最悪の場合エンジン載せ替えなど多額の出費が必要になります。皆様もお気をつけください」と、改めて注意喚起した米岡さん。
特にこれから、新生活シーズンに伴い、自動車免許を取得する若者が多くなる時期です。もしもあなたの周囲に、新人ドライバーがいたら、油種を正しく認識しているかどうか、ぜひ声掛けしてあげてください。
<記事化協力>
よね社長@タイヤを転がす人(@yoneoka_koji123)
<参考・引用>
JAF HP「Qレギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油などの油種の違いについて教えてください。」
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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