この円安傾向について、その理由やそれがもたらす変化について書いたのがこの記事なんですが・・・

そろそろ円安については「静かに大騒ぎ」をするべき時期に入ったかもという話。|倉本圭造
こんにちは、経営コンサルタント兼思想家の倉本圭造です。 今月末にかけてすごいスピードで円安が進んで、色々と心配になっている人も多いと思います。 これについては、 ・「すぐできる対策」であまり焦って余計なことをしない方がいいけど、 ・「中長期的に見た対策」はそろそろめちゃ真剣にやっていく必要がある …という状況だ...

なんにせよ、実は一番この円安傾向が大きな影響を持っているのは、「アベノミクス時代」的なガチの金融緩和路線とかにはもう戻れないよね、という「上限」が国民の中の本能的に形成されて、それが新しい政治志向を生み出しているところがあると思います。

結果として、「ガチ保守派」ゾーンに強く自分たちの権力を握りしめて何かを行うような政権が今後成立する見通しはどんどん薄くなってきている。

さらには衆院選の「絶妙な議席配分」の結果もあって、以下の2つの記事で書いたように、石破個人がどうあれ「新しい中道派」の位置で知恵を持ち寄って日本はやっていくしかないのだ、という流れが確立しつつあります。

石破茂総理はアベと反アベを「両方」終わらせる政権|倉本圭造
いやー、なんか、「石破総理大臣」誕生ってなんか世界が激変したような感じですね。 ここ一ヶ月ぐらい久々に出す新刊本の執筆に脳のリソースを取られすぎていて、SNSもほとんど更新しなかったし、総裁選のニュースも横目で見てるだけだったんで、突然の「次は石破」報道には急に頭をガーンと殴られたようなショックがありました。しばらく...
しばらく石破が続くかも?と思う理由(安倍は遠くなりにけり)|倉本圭造
石破内閣の支持率急落 1カ月前の46%から34%に 朝日世論調査:朝日新聞デジタル  衆院選の結果を受けて、朝日新聞社は11月2、3日に全国世論調査(電話)をした。石破茂内閣の支持率は34%と、1カ月前の組 digital.asahi.com 所信表明演説直後から既にすごい地を這う支持率にいきなりな...