2月3日の衆院予算委員会では、立憲民主党の神谷裕議員が「コメ高騰の原因は農水省の対応の遅れではないか」と指摘され、江藤農水相も「大いに反省すべき点がある」と認めました。しかし、いくら反省を示しても、実際に価格が下がらなければ消費者にとって意味がありません。

農林水産省 Wikipediaより

農家関係者によると、コメ価格が上昇しても収入に反映されず、「誰も儲かっていない」との声が広がっています。また、収穫量が増えたにもかかわらず、12月の集荷量が前年より20万トン少ないことが判明し、「消えたコメ問題」が浮上しました。農水省は集荷業者が流通を制限している可能性を指摘しています。

しかし、価格の高騰は猛暑やインバウンド需要が直接の原因ではなく、むしろJA農協と農水省の政策による影響が大きいと指摘されています。