AIが人間にアドバイスをし、タクシーが自動運転になろうとしているこの現代社会に背をそむけ、完全なる隠遁生活を送る者がいる。文明の利器を捨て孤独に生きる6人の隠遁者たちとは――。
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■豹になった元兵士

(画像=画像は「Daily Star」より,『TOCANA』より 引用)
元軍人のトム・レパードは、ヒョウ柄のタトゥーで全身を覆い、スコットランド沖のスカイ島で孤独に暮らした。
彼はその後20年間、電気も家具もない間に合わせのビニールシートを屋根にした自分で建てた小屋で暮らすことになる。
トムは週に一度、食料品や軍人年金を受け取るために本土まで3マイルをカヌーを漕いで出かけた。彼は「都会から逃げ出したい」と思ってそれを実行しており、「決して孤独ではない」と語っている。
2008年に島での生活を止めて地元の村のワンルームの部屋に引っ越し、2016年に80歳で亡くなった。