■「80万円」で取引されるケースも…

「バーチャルナビ」の詳細について、担当者は「サターンのグラフィック機能を活用した3次元仮想空間を画面に映し出す機能で、設定等はコントローラーで行えました」と、説明する。しかし残念ながら、既にサービスが終了してしまったため、現在は使用できないそう。

内容物は全て揃っていたものの、本体の状態や液晶画面の劣化、箱・取扱説明書の欠品などを諸々考慮した結果、店頭価格「165,000円」(税込)にて販売。

安いのか高いのか判断に迷うところだが…やはりゲーマーやコレクター間での注目度は非常に高いようで、買取の翌日には早々に売れてしまったという。

担当者は「画面が綺麗に映っていたら、30万円以上で販売していたと思います」「箱・説明書なども揃っていると、オークションにて70~80万円で取引されるケースもあるようです」とも補足していた。

30年後の人々がプレイステーション5やニンテンドースイッチを見たら、果たしてどのような感想を抱くのだろうか…?