事を済ませると釣れたカレイのケアに取り掛かった。釣れたのはマコガレイ26cm。検寸と写真撮影もそこそこに、スカリに入れて戦線復帰。追釣を狙う。

30cmオーバーのカレイが連発!

私の1匹目のカレイは前座にすぎなかった。ここから怒涛の展開が波止上に展開された。まずは先ほどおまつりトラブルで私が迷惑をかけてしまった隣の釣り人が「重い、重い」と声をあげながら、一目で30cmオーバーと判る良型カレイをダブルで釣り上げ、破顔一笑。

エサは青イソメの二丁掛けでコスパも良し。仲間の釣り人とスマホ撮影を楽しんでいる途中で、少し離れた釣り座の釣り人もダブルでカレイをゲット。

堤防投げ釣りでマコガレイ26cm捕獲【大阪・岸和田沖一文字】周囲では30cm超えも顔見せ南方向奥の釣り人達も奮闘(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

時合い到来で私も乗り遅れまいと、活きの良いエサに付け替えて仕掛けを投げ入れるが、海中のカレイが選んだエサは隣の釣り人の仲間の仕掛け。二人組が揃ってダブルカレイゲットと相成った。わずかな時間帯で3人が2匹ずつ釣果を手にした圧巻の光景を目の当たりにしたが、波止全体としてはカレイのいたポイントが限られていたようで、釣れていない釣り人のほうが多数派だった。

追釣ならず納竿

8:00前に南奥方向の釣り人がカレイを1匹釣り上げたのがラスト。そこから先は誰も釣れず、波止上は事実上の終戦。何とかもう一匹釣りたいと頑張った私だったが、願いは叶わなかった。手仕舞いの片付けが遅れて迎え便に乗りそびれてしまい、余った時間にサビキ釣りをしたが何も釣れず、ガッカリ。11:30の便で波止を後にした。

堤防投げ釣りでマコガレイ26cm捕獲【大阪・岸和田沖一文字】周囲では30cm超えも顔見せ釣果は煮つけで賞味(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

最終釣果はマコガレイ26cm1匹にとどまり、時合いの際のダブルカレイゲット3連発を見てしまっては、私のカレイが色褪せて見えて、少し心残りの釣行となった。とはいえマコガレイの食味は鉄板の美味さで、夕食では舌を大いに愉しませてくれた。