2023年1月に、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンに完全移籍し、主にリザーブチームでプレー。同年9月26日のDFBポカール1回戦でトップチーム出場も果たした。

2024年1月、さらなる成長の場を求めてポルトガル1部のポルティモネンセへ期限付き移籍。リーグ戦11試合に出場し、1ゴール1アシストを記録した。2024年7月には、ポルトガル1部のアロウカへ買取オプション付きの期限付き移籍を果たし、今シーズン開幕から第18節まで16試合に出場している。

正確なパスセンスと視野の広さを武器とする福井は、ポルトガルリーグで経験を積むことで将来的なA代表入りに期待がかかる。

福田師王 写真:Getty Images

福田師王(ボルシアMG/ドイツ)

FW福田師王は、2004年4月8日生まれの20歳で、鹿児島県出身。現在ブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属している。神村学園高等部在学中の2023年に、第101回全国高校サッカー選手権大会で得点王に輝いた活躍が評価され、ボルシアMGのセカンドチームへ加入。得点力とスピードを武器に安定した成績を残し、2024年1月からトップチームでも出場機会を得ている。

今年1月14日に行われたブンデスリーガ第17節ヴォルフスブルク戦では、後半25分から途中出場し、試合終盤にブンデスリーガ初ゴールを記録した。試合は1-5で敗れたものの、個人として大きな一歩を踏み出した。

将来的にはヨーロッパのトップリーグで活躍し、日本代表のエースストライカーになることを目標に掲げている福田。特にフィジカルの強化や得点感覚の向上を課題とし、日々のトレーニングに励んでいる。また、「W杯に出場し、ゴールを決めて日本を勝たせる存在になりたい」と、2023年公開の『FRIDAYデジタル』インタビューでもコメントしており、今後のW杯出場を強く意識しているようだ。