MF斉藤光毅は、2001年8月10日生まれ23歳のオフェンシブの選手で、現在イングランド2部(EFLチャンピオンシップ)のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属している。東京都出身の斉藤は、J1横浜FCのユースチームで育ち、2018年にトップチームへ昇格。2020シーズンには、J1リーグで32試合出場3ゴール3アシストを記録し、将来を嘱望される存在として頭角を現した。

その後、2020年11月にベルギー2部のロンメルSKへ完全移籍。初年度には全コンペティションで22試合に出場6ゴール2アシストを挙げ、攻撃の中心選手として活躍した。2021年夏にはオランダ1部のスパルタ・ロッテルダムに期限付き移籍し、2シーズンで公式戦54試合に出場10ゴール10アシストを記録。持ち味であるスピードとドリブル突破を武器に、攻撃の起点として存在感を示した。

2024年8月には、さらなる飛躍を目指し、QPRに1年間のレンタル移籍が決定。背番号14を背負い、全コンペティションで29試合に出場し、2アシストを挙げている。9月18日には、カラバオカップ3回戦でプレミアリーグのクリスタル・パレスとの対戦(1-2)で先発出場を果たし、パレス所属の日本代表MF鎌田大地との日本人対決が実現したことでも話題を集めた。

パリ五輪ではU-23日本代表の背番号10を背負い、3試合に出場した斉藤。イングランドでの新たな挑戦を続けながら、さらなる成長とA代表入りに期待がかかる。


福井太智 写真:Getty Images

福井太智(アロウカ/ポルトガル)

2004年7月15日生まれの20歳で、神奈川県出身のMF福井太智は、現在ポルトガル1部のアロウカに所属している。サガン鳥栖の下部組織で育ち、クラブ史上最年少となる16歳7か月でルヴァンカップに出場した福井。2022年3月には、17歳でトップチームとプロ契約を結び、J1でのプレー経験を積んだ。