【第21回社会保障審議会年金部会(議事録)】
最初から結論のためにメンバーを選んでいるとしか思えません。
現役世代からすれば「毎年毎年これからも延々と上がり続ける社会保険料負担はいい加減にしろ!」って思っているでしょう。
賃金も本格的に上がっているわけではないのに現役世代には所得の30%を負担させる。
「高齢者を無条件に支えるために現役世代が負担し続けろ」ということにもう限界が来ているんですよ。
それで少子化対策にさらに社会保障負担増?バカじゃないですか?
たとえば子供家庭庁なんて庁が作られて巨大な予算を使っていますが、こども家庭庁の目的の一つに「少子化対策」ってのがあるんですよ。
ところが具体的な数値目標とかが全くないんです。少子化対策とやらで予算を使ってもその効果などを客観的に評価する制度も作っていません。
少子化対策を名目にさらに現役世代の負担を増やしておいて
「少子化対策について具体的数字目標や政策効果の継続的客観的評価の制度は作っていません」
予算が無駄に使われていると言っていいでしょう。
おっと、また熱くなってしまいました。話を戻しましょう。
たかまつなな氏も「学歴とか実績のある人達からの意見を集めて会議してもらったけど、やっぱり俺達が言った結論通りにするのが正しいとわかりました」という事を厚労省が言うためのガス抜き要員として選ばれているだけだと思います。
ガス抜き要員は余計な事を言わずに黙っていればいいのです。厚生労働省もガス抜き要員としてその知名度を使いたいだけなんですから。
それなのに舞い上がってしまってわざわざSNSで「私は正しいのよ!厚生労働省は正しいのよ!」的な立ち位置から他の人達を折伏しようとする動きに出てしまっているのは悪手でしょう。
自分に求められる役割、これを理解できない時点で、芸人としては大きなマイナスだと思います。
たかまつなな氏のおかげで厚生労働省の年金部会とやらが「厚生労働省の都合を代弁してくれる人だけ集めてる御用会議」であるということ、厚労省はこれからも現役世代の負担を増やし続ける路線しか考えていないことがより多くの人に気付いてもらえる機会が作られた事はたかまつなな氏の功績だと評価して良い気がします。