パカッと開けたらモコモコ〜っと膨らむので、非常時に清潔な服を確保できるのは心強い。

下着について
とくに女性は生理用品や下着を備えておくと安心。避難生活が長引いたときは意外とストレスになるので、あらかじめ圧縮タイプを常備しておくだけでめっちゃ助かりますよ。

震災当時の市民調査&実践アイデア

ちょっと見てください、これ

阪神大震災前と後の調査です。

「懐中電灯」と「携帯ラジオ」が圧倒的な人気ですが、ここで注目は「近隣の助け合い」が役立った第3位に入ってること。災害時はライフラインが途絶えてしまうケースも多く、周囲の人と協力してどうにか乗り越える…というのが現実だったみたいです。今は携帯ラジオがスマホに置き換わってるかと。

ライフライン復旧の目安
電力:7日
通信:14日
水道:30日
都市ガス:60日
(阪神淡路大震災や首都直下型地震の被害想定などから)

水道が止まったらどうする?「飲料水」と「生活用水」を分けて考えよう


西宮市内の古川町で暮らす猫好き家族Kさんは、2リットル×30本=60リットルを一室に常備してるそう。3人家族で1週間分をめやすにしていて、賞味期限の近いものから日常使い&補充するローリングストック法」で管理。

僕も「とりあえず何本か買っとこ」とは思ってたんですけど、1週間分までは考えたことなかったな…

生活用水は水道水をペットボトルに入れて

飲料水以外に、トイレや洗い物用の水もないと困るんですね

日々のお風呂の残り湯を活用する人もいますが、地震の揺れでこぼれるリスクも。ペットボトルやポリタンクで「まずは3日分、できれば1週間分」を確保しておくと安心感がだいぶ違います。

家族構成で変わる「必要な防災グッズ」


小さな子どものいる家庭
・紙おむつ、キューブタイプのミルク、使い捨て哺乳瓶、離乳食、おしり拭き、カトラリーなど
女性
・生理用品、サニタリーショーツ、中身が見えないごみ袋、防犯ブザー、ホイッスルなど
高齢者
・介護用品、持病の薬、替えの入れ歯、キャリー対応のリュック

いつも飲んでいる血圧の薬なども、災害時は途切れてしまうことがあるんです。お薬手帳のコピーを非常用バッグに入れておくと安心ですよ

非常用持ち出し袋は「避難所生活」をイメージして準備