やり方としては人にもよりますが、1回転3秒、これでアプローチします。もっと時間を掛け、巻いて来ることもあります。甘鯛のアタリは色々ありますが、アマラバで多いのが、引っ張られるようなアタリが来た後に「ゴンッゴンッ」とゆっくりとしたアタリが来ます。
3.3kgマダイがヒット
Zさんが突然「これは良型だよ!?」とニヤニヤしながら自分に話しかけます。棚を確認したら上げて7~8回巻いた時にアタリがあって、怖いからアワセは入れないで巻いていたとのこと。
マダイ手中(提供:TSURINEWSライター荒木清)
スピードは電動の18で巻いてきたとのことで、この日にしては少し早い気もしますが、活性が良い為か、この日18のスピードですべて上げたとのことです。
何者かにタイラバを奪われる
自分がタイラバのヘッドを160gのオレンジゴールドを使い、マダイを何枚か上げた後、海に投入した際にスラッグができたため、合わせを入れましたが時すでに遅し、ロッドを煽ると軽い……。軽いではないですか(笑)。
上げてくるとヘッドの上のラインが刃物で切られたように綺麗に切られていました。
0.3ノットの良い流れ
潮は相変わらず良い流れのようで、船長が「良い流れだから頑張ってください」とお客さんを鼓舞します。船では常連さんの女性や、男性のお客さんもマダイを上げています。
マダイ好調(提供:TSURINEWSライター荒木清)
確かに、道糸が出るスピードが朝からあまり変わらず、水深は140mで鉛だと160gで底はギリギリ取れています。
タイラバ流し釣法
ここで新たな釣り方を試します。それはあえてタイラバを流す釣り。本来、着底と同時に巻き始めると思いますが、あえてタイラバを底に着けPEラインの色を見て5m、10m離し、巻き始めます。
すぐ巻かないと釣れないと思われがちなタイラバですが、そんなことはなく、潮の流れでネクタイやラバーがゆらゆらと動いていると思われます。そのため、タイも少し様子をうかがっているように思います。
マダイヒット(提供:TSURINEWSライター荒木清)