雪がちらつく中で釣行開始

ポイントに着くも、風・ウネリ・雪とトリプルスリー(笑)。でも釣りには支障がないため、釣り開始。ドテラで流し始め、120mから110mまで巻き上げて、再度落とすと130mまでラインが出ます。潮自体は0.3ノットらしいのですが、風等で船の流れがそれ以上に感じます。そのため、上げる幅を半分の5mにして、スロー巻でアプローチします。

新潟沖の冬のタイラバ釣行でマダイ爆釣!【光海丸】早上がりも2人で15尾キャッチタイラバで攻める(提供:TSURINEWSライター荒木清)

なぜ5mにしたかというと、流れが速いと、それだけタイラバの動くスピードやタイラバ自体が引っ張られ、必要以上に浮いてしまうからです。こういう時のアマラバは特に難しく、常に底から1~2m付近を維持しないといけないことや、当たった時に巻が早いと、吸うようにして餌を捕食する甘鯛は追いつかない可能性があるからです。

良型アマダイ&マダイのダブルヒット

初めてわずか5分も経っていないと思いますが、船長が色々説明してくれる途中で、Zさんが甘鯛を、自分はマダイをHIT。「えっ?もう来たの!?」と驚きの様子です。無理はせず、ドラグも緩めでやり取り開始します。Zさんはタングステン130gでも底取りが分からないということで、回収しようとした際にヒットします。この時すでにZさんのタイラバは底に着き、底を引きずっていた可能性があります。そのため、甘鯛がHITしたものだと思われます(笑)。

ちなみにマダイは底から6~7mでヒット。前アタリの重くなる感じから始まり、ここで合わせず、巻いていると重みが増し、「ガツガツガツ」と頭を振るアタリ。ここで合わせを入れます。針に鯛の口が触れるとアタリが硬くなり、マダイが違和感を感じ、頭を振るからです。アワセも色々ありますが、自分はジギングではないので、しなやかに合わせを入れます。

40cm超のアマダイ手中

Zさんが「甘鯛を釣りたい!」とのことで、この海域では甘鯛も多少ですが釣れるため、スロー&デッドスローの巻から開始した方が良いと二人で話をし、それを実行します。それがビンゴ!開始から、自分に甘鯛が来ます。ゆっくりと底をトレースして狙う甘鯛もサイズが良いため、凄い引きです。一度味わうと癖になります(笑)。

新潟沖の冬のタイラバ釣行でマダイ爆釣!【光海丸】早上がりも2人で15尾キャッチ良型アマダイキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)