田舎でのんびり起業を推進している町があった
さて、田舎でのんびり起業のお話し。今回は、起業しやすさを意識している町についてお話しします。起業しやすい自治体って、たくさんありますよね。支援金を充実させたり、創業支援のサービスがあったり。
でも今回はそういったお金や制度ではなく、どちらかという環境面の話です。環境が整っていることで起業のハードルも下がるんですよね。
長野県辰野町は地域で田舎でのんびり起業を推進している
今回紹介するのは、長野県辰野町というところです。ここは、長野県のちょうど真ん中あたりにある町です。伊那谷と呼ばれる、中央アルプスと南アルプスに挟まれた天竜川沿いの山間です。
古くは旧中山道の宿場町で、その後も1983年のトンネル開通まで中央本線の特急あずさも停まる交通の要所だったようです。当時は駅前商店街も賑わっていたんだそう。
ですがトンネル開通後は中央本線も辰野を通らず、中央高速のICもないため徐々に寂れ、今では空き店舗も目立つシャッター商店街になっています。
でもそんな町だからこそ、田舎でのんびり起業を推進できる環境が整ったんです。