ドナルド・トランプが大統領選挙に勝ったあたりから、米国では行きすぎたDEI(ポリコレによって特定人種とトランスと美形じゃない人を優遇するアレ)にブレーキが掛かっています。

あ、一応DEIについて解説すると「Diversity(多様性)」「Equity(公平性)」「Inclusion (包括性)」の略のようです。

この頭のおかしなポリコレというか逆差別推進、多様性と言いながら多様性を否定して同じ価値観を押しつける運動は特にゲーム業界での汚染がひどいとブログ主は感じています。

昨年、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)がコンコードというFPSを出しましたが

2024年8月23日に販売開始 2024年9月6日にサービス終了、購入者全員への全額返金 2024年10月30日SIEから開発スタジオ(Firewalk Studios)閉鎖が発表される

とあまりの売れ無さ、ユーザーの少なさに約2週間でサービスを終了した上に開発スタジオそのものを解散させるに至っています。

【「コンコード」開発スタジオは閉鎖 SIEが発表 開発に8年かけるも2週間でサービス停止】 (2024/10/30 ITmedia)

一部の人はご存知かと思いますが、このコンコードは開発費用4億ドルとも言われています。SIEのハーマン・ハルストCEOがかなり力を入れた作品だったようです。

コンコードが大失敗した理由はオーバーウォッチ2やAPEXなどの競合しているゲームに対しての優位性がないシステム。というところもそうですが、なによりも「DEIが行きすぎてどのキャラクターに魅力が無い」という致命的な弱点もありました。

すでに海外ではDEIに染まった人達を揶揄する言葉としてWoke(お目覚めになってる)が使われています。

2024年はWokeなゲームが次々に爆死した年でもありました。

ゲームの中で自分が操作するキャラクターが「かっこよくない」「かわいくない」というのは 「ゲームの中なのに理想的なキャラを選べない、選ばせない」ということなのでこれだけでもやり込みたくない要素になると思います。