結果として、電動化投資とかの基礎部分は共通化しつつも、「目先を変えて売る」という販売面はバラバラにやってうまく行ってる面もあるらしく、そういう統合は「一つの定番」としてある感じではある。
20年前から、グローバル競争をするには日本の大企業は”小さすぎ”てガチの巨額投資競争に参戦できない、って色々批判されてたんですが、20年たって後追いの「改革」が始まりつつある、ということなのかも。
日本の自動車メーカーは、スズキ・マツダ・スバルが徐々にトヨタと関係を深めていく一方で、三菱・日産・ホンダがグループになるってことですね。
なんかこれ「田舎連合」と「首都圏連合」って感じがしますが(笑)
「田舎連合(豊田・浜松・広島・群馬?)」の方はなんだかんだ大丈夫という感じがするんですよね。
トヨタってほんとやっぱちゃんと経営されてる感あるんで・・・
ほんの一例!なんですが、例えば無駄な会議が多いとかいう「あるある」的な不満があった時に、トヨタって「じゃあ会議減らそう。どうやって減らすか考えよう」ってちゃんと誰かが言い出して公式に方針として採択されて動き出す感じがあるんですよね。
でも「首都圏連合」の方は、ホンダも日産も中の人がネットで時々「愚痴」言いまくってるのを見るんですが、「愚痴いう」だけでその先がないっていうか、ああいうの本当に良くないな、という感じがします。
しっかりしろい!流れは自分たちで持ってくるもんだろがよ!by宮城リョータ
良くも悪くも「田舎」はガッチリと協力しあうカルチャーが残ってるが、「都会」の方はなんかバラバラになっちゃって、ただ自分の狭い職分だけに引きこもって愚痴だけ言って、まあまあの給料を現時点ではもらえてるぬるま湯状態で茹だっている・・・みたいな状況が放置されがちな現状があるんじゃないかという感じがする。
ただ、いざ日産が本当に「存続の危機」レベルになることで、ホンダ側がちゃんと「主導権取るぞ」という事が明確になった事自体は良かったんじゃないでしょうか。延々と揉め続けるよりは。