クルマとの一体感にもこだわった各部のチューニングにも注目
今回試乗したLBX “MORIZO RR”(6MT)は、レッドスピネル&ブラックのバイトーンカラーを纏った標準的な仕様です。
ボディサイズは、全長4,190mm×全幅1,840mm×全高1,535mmで、ノーマルのLBXよりも全幅が15mm広く、全高は10mm低いワイド&ローフォルムを実践。
実車に対峙してみると、数字以上にワイドに見えますし、ブラックに塗装された19インチホイールの効果もあって低さも強調されています。
室内は、ウルトラスエードと本革を組み合わせたインテリアは上質感とスポーティさを絶妙なバランスで両立。
表皮一体発砲構造を採用してホールド性の高いフロントシート、踏面の形状や角度にもこだわったペダル、カチッカチッとショートストロークでリズムよくシフトチェンジが可能なシフトレバーなどは特筆に値します。
アクセルやクラッチペダルの重さも軽すぎず、重すぎずちょうど良い感覚です。
クルマとの一体感は、こういった細々としたことも重要なポイントですが、“MORIZO RR”では抜かりなく行われている印象です。