先代モデルも新型モデルも、2リッター・エンジンに2つのモーターを使う「e:HEV」というハイブリッド・システムを使っています。どちらも、走行領域のほとんどをモーター駆動し、高速走行などはクラッチを使って、エンジンの力を直接にタイヤに伝える、シリーズ・パラレル式ハイブリッドとなります。
ただし、方式は同じなれど、新型モデルでは、2つのモーターを使うハイブリッド部分が刷新されています。先代モデルでは、2つのモーターが同軸に配置されていたものが、新型では、より小径化されたモーターが平行軸になっています。これにより、レイアウト自由度がより高くなり、それぞれに適したモーターを使えるようになりました。これにより発電用モーターの出力が高まり、駆動用モーターはトルクフルになっています。
先代モデルの走行用モーターは、最高出力135kW(184PS)、最大トルク315Nm。燃費性能は22.8km/l(WLTCモード)というものでした。それに対して、新型モデルでは、最高出力135kW(184PS)、最大トルク335Nm。燃費性能23.8km/l(WLTCモード)となっています。
クルマ
2025/01/01
ホンダ「アコード」をプロが先代と新旧比較 外装・内装などの違いを解説
新型「アコード」の価格を先代と比較
最後に価格の比較です。先代モデルの価格は、465万円でした。一方、新型モデルの価格は544万9400円となります。
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