そのため、アリのコロニーは共通の目的に向かって動く一種の超生命体であると考えられるのです」
アリの社会は「個」の自由を捨てて、「全体」のために動くように進化したことで、小さな体ながらもここまでの繁栄に成功できたのでしょう。
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参考文献
Cooperation worked better for ants than for humans in a Weizmann Institute experiment
https://wis-wander.weizmann.ac.il/space-physics/ants-vs-humans-putting-group-smarts-test
Ants outperform humans in collective puzzles while humans struggle with groups
https://biz.chosun.com/en/en-science/2024/12/24/O3GHWTDFUZCCBOIML4MQNI64EA/
元論文
Comparing cooperative geometric puzzle solving in ants versus humans
https://doi.org/10.1073/pnas.2414274121
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
編集者
ナゾロジー 編集部