2025年の目標は、90%の税金を撤廃し、労働組合、ジャーナリスト、野党リーダーとの戦いを表明している。
この労働組合というのは、これまでアルゼンチンの経済発展を妨げて来た。国内におよそ3000組合あるとされている。組合加盟員は300万人。南米諸国で最も労働組合の力が強いのはアルゼンチンである。主要組合の組合長は億万長者のごとく悠々自適な生活をしている。ミレイ氏はこの労働組合を弱体化させるというのが来年の目標のひとつである。
来年はまた上下院の一部議員の入れ替え選挙が実施される。ミレイ氏は現在も50%以上の支持率を得ており、彼の政党の議席数が大きく伸びることが期待されている。