■ なぜか景品表示法だけは守ろうとしている
サブスクサイトをひと通り見たあとで、最初のXアカウント「【神企画】総実績500件突破」に戻り、どんな投稿をしているのかタイムラインをのぞいてみました。
すると出てくるのは景品GETを報告する投稿のリポストばかり。不思議なのが、リポストされている投稿に必ず「#PR」とつけられていること。景品表示法があるためでしょう。謎の律義さです。
ほかにも守るべきものがあるんじゃないか、と思わずにいられないのは筆者だけでしょうか。サブスクサイトにはしっかり企業情報が記載されていましたが、最初の勧誘アカウントから誘導されたポイントサイトやLINEアカウントなどには、企業情報が一切掲載されていませんでした。
ポイントサイト利用規約の「専属的合意管轄裁判所」もみてみましたが、「当サイトの本店所在地を管轄する地方裁判所~」とあるのみで、肝心な本店最寄りの地裁名が記されていませんでした。普通であればここに、○○地方裁判所としっかり名前が記されるはず。完全に身元を隠しています。
PRをつける以前に、最初の勧誘アカウントやポイントサイト側にもしっかり、社名など記載すべきだと思われます。
また、会員登録をさせるまでの流れも、誤認を招くものばかりでした。導入は「お金を配布する」とのみで、一番大事なポイントのレートなどはサイトの一番下部で文字だけで説明してあり、見落としやすい・気づきにくい掲載方法がとられていること。
勧誘から、登録を促す流れは、誤認を誘発させることしかしておらず、これでは「詐欺」と言われても仕方ありません。
(ヨシクラミク/宮崎美和子)
提供元・おたくま経済新聞
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