クマ駆除の「被害者」からの攻撃が酷い

秋田県佐竹知事「私が電話受けたら『(クマを)送るから住所を送れ』と言う」

秋田県の佐竹敬久知事は12月17日の秋田県議会予算特別委員会の総括審査で、「もし私が電話を受けたら完全に相手を威嚇します。『お前の所にいま送るから住所を送れ』と言う」「そんなに心配だったらお宅に送ります」「話して分からない人にあまりお付き合いする必要は無いと思う」と発言しました。自由民主党の高橋豪議員がクマ対応に関して悪質なクレーム電話が県に寄せられていることへの見解を求めた質疑に対する答弁でした。12

秋田魁新報社のX投稿ではまるで直接相手に発言したかのようなタイトルですが、仮定的な場面を想定したものであり、また、実際の業務としてそのような発言をする事を奨励するものではないようです。これにはコミュニティノートの提案すらなく、X上のユーザーにとっては受け入れられている発言のようです。

「熊年」と言ってもいい今年の年の瀬に、秋田県知事が再度注目されることとなりました。仮定的なものとしても行政の長の発言としてどうなのか?という視点が出てくるものではあると思われますが、現実の脅威に対して均衡性のある批判なのかどうかは考慮されるべきのように感じます。