あまり知られていないものの、詳細を検証してみると見過ごすことのできない重要なUFO事件があるという。今回は、そうしたあまり知られていない重要なUFO事件を紹介しよう。

■ブルドッグ作戦:1949年

 第二次世界大戦終戦のほとぼりが冷め、東西の緊張が色濃くなりはじめた1949年9月、イギリス空軍はソ連軍の空襲を想定した軍事演習「ブルドッグ作戦(Operation Bulldog)」を行った。作戦中、イギリスのケント州にあるイギリス空軍基地のレーダーで巨大な飛行物体が検知されたのである。

 レーダー基地の責任者であった故J・R・オリバー氏によると、その巨大なUFOはケント沿岸上空の高度約1万5240メートル(5万フィート)近くを時速約4800キロ(3000マイル)に近い速度で飛行していた。またそのサイズを類推すると1万5000トンから2万トンほどの間の大型旅客船または貨物船と同様のエコーであることが報告されている。

 普通の航空機ではないことは明らかであり、この後に軍の内部ではこの巨大UFOについての真剣な議論が行われたということだ。

あまり知られていない「重大UFO事件」7選! ブルドッグ作戦、ロズウェル機密写真、原爆科学者の告白…
(画像=画像は「Unsplash」より,『TOCANA』より 引用)