クロックフォード氏は、将来についても触れています。

太陽の進化に伴い、今後数十億年の間に、地球の気候が変化したり、大気中の二酸化炭素濃度が徐々に減少したりすると予測しているのです。

約10億年後には、二酸化炭素濃度が光合成に必要な量を下回り、植物や海洋生物が生存できなるかもしれません。

これは地球の生命活動の停止を意味します。

では、このようなことは本当に生じるのでしょうか。

この研究は生態学における様々な疑問も呼び起こしてり、正確に把握していくためには、今後より多くの調査が必要でしょう。

しかし、イタリアの森林生態学者アレッシオ・コラルティ氏は、この論文で示される数字は、「合理的かつ現実的」だと主張しています。

そして彼は、この論文を「地球上の生命が、その始まりからどのように発展してきたかを描いた、1つの映画のようだ」とも続けています。

この映画がどのような結末をたどるのかは私たちには分かりませんが、様々な研究がパズルのピースを埋めていくように、いずれ全体像を把握できる時がくるのかもしれません。

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参考文献

New calculations say there are more living cells than grains of sand or stars in the sky
https://www.science.org/content/article/new-calculations-say-there-are-more-living-cells-grains-sand-or-stars-sky

Mind-Blowing Calculation Shows Living Cells Outnumber All the Stars and Grains of Sand — By far
https://www.zmescience.com/science/news-science/mind-blowing-calculation-shows-living-cells-outnumber-all-the-stars-and-grains-of-sand-by-far/