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なすびさんの経歴(ウィキペディア)
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――BBCニュースの記事を読むと、彼自身も忘れていないようです。強烈な体験だったようです。
インマン氏:すごくつらい、孤独な体験だったと彼は言っていましたね。
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作品「ザ・コンテスタント」は、2023年9月、第48回トロント国際映画祭(カナダ)でワールドプレミア上映された。11月に米ドキュメンタリーの映画祭「DOCNYC」で上映された後、定額制動画配信サービス「Hulu」で全米配信された。
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――英国で視聴できますか?
インマン氏:今、交渉中です。
――BBCで放送されそうですか?
インマン氏:BBCではないです。まず映画館で見せられたらと思っていまして、その後、どこかで配信されるようにと思っています。
――将来は、今後も日本をテーマにした企画を手掛けていくのでしょうか?
インマン氏:日本とかアメリカとか、国にはとらわれず、どんなストーリーかで(次の仕事を)決めています。どのストーリーも私が心に響いたものを作ってきました。
――監督もプロデューサーも担当した番組は自分の子供のようなものでしょうか。
インマン氏:そうですよ、最初から最後までなので。でも一人で作ったわけじゃないです。映画作りは何十人もで作っていますから。
――でも、これはどうしますかとか、みんなが聞いてくるわけですよね、監督兼プロデューサーだと。
インマン氏:特にジャニーズはそうでしたね。ジャニーズを経験していないと、話を伝えられないところがありますね。外からの視点で様子を伝えるというだけでは、日本の気持ちを理解できないでしょう。私もジャニーズが大好きだったし、小学校の卒業式で「夜空ノムコウ」を歌ったりしましたし。
――でも、イギリスに来て、住んでみると、「あれ?おかしいな」と思いますよね。日本に住んでいると分からないですが。
インマン氏:日本に普通に住んでいると、分からない。「普通」として受け止めてしまいます。ほかの文化とかほかの世界を見ていないと、周りにあるのが普通と思うのは当たり前ですね、特に子供はそうですね。