では、この属人化をいかに予防(もしくは対策)していくべきなのでしょうか。ポイントは評価制度です。具体的には、評価制度に「自身の抱えている業務の標準化、マニュアル化」という項目を設け、その進捗を上司が管理することが必要になります。つまり、「事実」で管理して評価することがこの属人化への一番の予防(対策)となります。
まとめいかがだったでしょうか? 経営者の意識や覚悟一つで「属人化しやすい業務」の「属人化」は未然に防ぐことができます。「属人化」環境の問題は、そもそも今という時間軸では大きなデメリットが発生しない点にあります。時間軸を未来に置き、そこでのなりたい組織を明確にイメージし、そこへの覚悟を持てるかどうかこそが最大のポイントかも知れません。
我々識学では、このような属人化対策としての組織運営の在り方を知識と実践の両面でサポートしております。ご興味がありましたら是非ともご相談ください。