遺体の発見と不可解な手がかり:オレンジ色の肌と放射性物質

 すべての遺体が発見されるまで、2ヶ月以上かかった。まず、摂氏マイナス40度の極寒の中、2人の遺体が杉の木の近くで下着姿で発見された。一部の遺体は、他の者の服を身に着けていた。数日後、さらに遺体が発見されたが、衣服の着用状況は様々だった。さらに奇妙なことに、内臓破裂、肋骨骨折、皮膚の変色といった説明のつかない怪我を負っていた。2か月後、気温が上昇するにつれて、最後の遺体が雪の下4メートルに埋もれた状態で発見された。

 テントを発見した学生は、「テントは半分破れて雪に覆われていた。中は空っぽで、グループの持ち物と靴はすべて残されていた」と述べている。キャンプ用コンロは組み立てられていないままで、使われた形跡はなかった。

 未知の力が、胸部と頭蓋骨に大きな損傷を与えたとされている。2人の遺体からは目がなく、1人からは舌と唇がなくなっていた。奇妙なことに、一部の衣服には放射性物質が付着していた。葬儀では、遺族は遺体の皮膚がオレンジ色に変色し、髪が灰色になっていることに気づいたという。

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(画像=画像はUnsplashのNOAAより,『TOCANA』より 引用)