DF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)は2020年1月、サンプドリアにレンタル移籍で加入。3月のエラス・ヴェローナ戦でデビューを果たし、シーズン後半戦でディフェンスラインの安定に寄与した。同年8月には完全移籍が決定し、サンプドリアでの挑戦を本格化させた。

2021年1月にはクラブとの契約を延長し、第19節のパルマ戦でセリエA初ゴールを決めた。2021/22シーズンも主力としてプレーし、守備リーダーとしてチームを支え続けた。2022年夏に契約満了でサンプドリアを退団した。セリエA通算72試合に出場し3ゴールを記録。


鎌田大地 写真:Getty Images

13:鎌田大地(ラツィオ/2023-2024)

2023年8月にブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトからラツィオへフリー移籍したMF鎌田大地(クリスタル・パレス)。背番号6を与えられ、第3節ナポリ戦で鮮やかな決勝ゴールを決め、セリエAでの初得点を記録。続く第4節ユベントス戦では初アシストも記録するなど、序盤は攻守にわたりチームに貢献した。しかし、マウリツィオ・サッリ監督がフィジカルの強い選手を重用したため出場機会が減少した。

2024年3月、サッリ監督の辞任後にイゴール・トゥドール監督が就任すると、鎌田はチームの中心選手として起用され続けた。第37節インテル戦では王者相手に鮮烈なミドルシュートを決めるなどし、シーズンを通じてセリエA28試合で2ゴールを記録した。契約延長の方向で話は進められていたが、結局は破断し、契約満了によりわずか1シーズンをもって退団した。


鈴木彩艶 写真:Getty Images

14:鈴木彩艶(パルマ、2024-)

2024年7月にパルマへ移籍したGK鈴木彩艶は、移籍直後から出場機会を得ており現在も活躍中。試合ごとにその成長ぶりが高く評価されている。中田英寿に次いでクラブ2人目の日本人プレイヤーとなった。