この成果は、AIが科学において不可欠な役割を果たす未来を示すとともに、量子技術の実用化に向けた重要な進展を示しています。
研究者たちは今回の研究で提示された原理に基づいて、新しい量子実験を検討していると述べています。
科学的検証のプロセスは論理的であり、AIが得意なプログラムコード生成にも似た手順があります。
もしかしたら未来の物理学実験は、人間が仮説を入力して、AIが実験の設計図を組み、ロボットが実証をするという役割分担がなされているかもしれません。
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元論文
Entangling Independent Particles by Path Identity
https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.133.233601?_gl=1*1mkugji*_gcl_au*MTQ1MjgyNDczMS4xNzMyNjY0MTEx*_ga*NDc0MDg5NTkwLjE3MjAzOTI3NTM.*_ga_ZS5V2B2DR1*MTczMzcyMTU3MC4zNy4xLjE3MzM3MjE1ODAuNTAuMC4zMDg2Njk5OTE.
ライター
川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。
編集者
ナゾロジー 編集部