ちょっと風邪が酷いのでいつもより短めですが、それでもそこそこの分量の記事を読んでいただいてありがとうございました。

ここからは、最近の大病院はめっちゃ効率的でその「効率性に癒やされる」みたいな話をさせてください。

ここ二週間ぐらい妻の体調が本当に悪くて、原因不明の酷い頭痛で何度も明け方に吐いたりして、何度か深夜に車で病院につれてったりしたりして、なんかその「看病疲れ」で僕の方まで今風邪引いちゃってるみたいになってるんですが。

その担当してくれた若い女医さんが、「平成時代風キラキラネーム」の人で(笑)、また見学してるZ世代の研修医さん(男の子)とのコンビがなんかすごい良い感じだったんですよね。

その他、色々と「流れ作業」に病院全体が組み上げられていて、なんだかんだこの「効率性」が快適だなあ、と思ったという話をします(だいぶん奥さんの体調が回復してきてそれぐらいの事を思う余裕ができてからの話ですが)。

で、考えたいことっていうのは、多分、古いタイプのお医者さんが患者さんにウェットなレベルで思い入れていた気持ちと、その「若い女医さんの診察スタイル」が患者さんに対してものすごく親身になって情報を得ようとしてくれる基本的なモードを身に着けているのとは、「全然違うなりたち」で出来上がってるんだろうなと思う部分なんですよね。

その女医さんは旧世代的なお医者さんに比べると根底的にはかなりドライな世界観で出来上がっていて、でもそれがお互いにとっていい、みたいな感じはあるなと思いました。

なんかそのあたりの考察と、でもそこに「新しい時代の文明の優しさ」というものがあるのかも、という話を聞いてほしいんですよね。

そこから、これから進むべき日本における「省人化投資」が殺伐としたものにならず、「文明の優しさ」が感じられるようになるために必要な配慮はどういうことか?という考察をしてみたいと思っています。