74分、横浜のゴールキックが鹿島期待の中学3年生FW髙木瑛人に当たり、右足に持ち替えてシュートを放つも、横浜DFのシュートブロックに遭い得点とはならず。85分にも鹿島のコーナーキックからボールを受けた髙木がワントラップで振り向きざまに左足でシュートするもGK大亀司がファインセーブ。鹿島は後半アディショナルタイムにも決定機を創出するが決めきれず、試合はこのまま2-0で横浜が3試合ぶりの勝利を手にし、最終節まで優勝の望みを繋げる勝ち点3となった。

前節からの順位変動:横浜FCユース(3位→2位)、鹿島アントラーズユース(1位→3位)


柏レイソル 写真提供: Getty images

前橋育英との撃ち合いを制した柏が首位に!

柏レイソルU-18(3-2)前橋育英高校

【得点者】

  • 10分:FW戸田晶斗(柏レイソルU-18)
  • 26分:FW佐藤耕太(前橋育英)
  • 36分:DF黒沢偲道(柏レイソルU-18)
  • 77分:FWワッド・モハメッド・サディキ(柏レイソルU-18)
  • 90分+2分:FW大岡航未(前橋育英)

試合は両チーム合わせて5ゴールが生まれる乱打戦となった。前半10分、柏のコーナーキックで供給されたボールを相手DFが一度クリアするが、ペナルティエリア外で受けたFW戸田晶斗がワントラップしてから右足一閃のシュート。これがゴールネットに突き刺さり柏が先制に成功。前橋育英も26分、MF黒沢佑晟のクロスに中で待っていたFW佐藤耕太がヘディングで合わせて同点に追いついた。さらに今度は柏が魅せる。36分、柏の最終ラインからロングフィードで左サイドに展開。受けたDF藤谷温大から戸田、黒沢へと渡ったボールを冷静に流し込み柏が2点目を奪った。

後半は来季トップチームへの内定が決まっているFWワッド・モハメッド・サディキが違いを見せる。ポストプレーでボールを収めチャンスの起点となると、77分に左サイドからのクロスにヘディングで合わせたワッドが3点目を挙げる。意地を見せたい前橋育英は80分、MF柴野快人がカットインしてからシュートを放つも得点は奪えず。そして90分、前橋育英は楔のパスを受けた柴野が右サイドに展開。MF平林尊琉からFW大岡航未へとパスを供給。これを大岡が見事に決めて2-3で1点差とするも万事休す。柏が9戦負けなしで直近4連勝となり、遂に首位に立った。