2018年にJ3降格を味わって以降、二桁順位から抜け出せずに苦しいシーズンが続くカマタマーレ讃岐。今季も第19節が終了した時点では19位と、シーズン前半戦は苦しい戦いとなった。後半戦、そんな讃岐を上向かせる原動力となったのがアルビレックス新潟から期限付きで加入したMF吉田陣平だ。

シーズン前半は途中出場が多かったが、第21節以降はスタメンに定着。第27節からの5試合では3ゴール3アシストと躍動し、チームの勝ち点積み上げに貢献している。鋭く縦に差し込むパスなど、チャンスメイクが魅力。開幕からシーズンを通して出場が叶えば、さらにチームを勝たせる存在になれる期待も大きいだけに、来季も讃岐で見たいと願うファンやサポーターは多いことだろう。