昨2023シーズン、J1のヴィッセル神戸でデビューを飾ったMF泉柊椰。昨季の成績は、所属元である神戸で8試合に出場して1ゴール。夏にJ2のモンテディオ山形へ期限付き移籍し7試合に出場した。今季はJ3大宮アルディージャで開幕を迎えると、開幕戦からピッチに立ち38試合すべてに出場。6ゴール6アシストの活躍でチームのJ2復帰に大きく貢献した。

敵陣深くまで侵入し、精度の高いクロスや丁寧なラストパスで決定機を演出。セットプレーでキッカーを務めるなどキックの質の高さも見せつけていた。大宮にとっては、完全移籍で迎えたいほどの選手であろうが果たして去就はどうなるのか注目だ。


大関友翔(川崎フロンターレ所属時)写真:Getty Images

大関友翔(福島ユナイテッド)

今季5位でリーグ戦を終え、J2昇格プレーオフへと駒を進めた福島ユナイテッド。残念ながらプレーオフ準決勝でリーグ戦4位の松本山雅に勝ちきれず敗退したが、J2昇格へ肉迫するシーズンとなった。そんな福島躍進の立役者の1人となったのが、川崎フロンターレから期限付き移籍中のMF大関友翔だ。

豊富なアイデアとそれを実現させる正確なパスを武器に、今季は6つのアシストをマーク。加えてチーム2位の8ゴールと得点力の高さも見せた。所属元である川崎にとっても、その姿は頼もしく映ったことだろう。すぐにでもJ1で成長ぶりを見てみたい選手の1人だが来季の活躍の場はどこになるのか、動向が注目される選手であることは間違いない。


FC琉球 写真:Getty Images

岡澤昂星(FC琉球)

昨夏にセレッソ大阪からFC琉球へ期限付き移籍を果たしたMF岡澤昂星。期限を延長して迎えた今季は、開幕から出場を続け37試合とほぼ全試合に出場して2ゴール1アシストの数字を残した。

豊富な運動量を武器に、動きを止めることなく後方からのパスの出口となるポジション取りを怠らず前線との中継役をこなす。また自身でも地を這うような強烈なミドルでゴールを奪うなど、ピッチの広範囲で存在感を出せる選手だ。琉球がJ2へ戻るための重要なピースと言える選手なだけに、チーム残留を願うファンやサポーターも多いのではないだろうか。


工藤孝太(浦和レッズ所属時)写真:Getty Images

工藤孝太(ギラヴァンツ北九州)