管理職になって間もないうちは、プレーヤーとして働いていた時とは異なる役割を求められることに戸惑うかもしれません。

いちプレーヤーから管理職に変わる時は、同時に「マインドセット」が必要不可欠です。

今回は管理職として必要なマインドを紹介します。

管理職としてのマインドを身につける方法についても解説するので、ぜひ最後までお読みください。

管理職としてのマインドセットとは?

管理職としてのマインドセットとは、管理職としての思考や行動パターン、固定観念などを意味します。

プレーヤーとして見ていた物の見え方や思考の癖をもったままでは、残念ながら管理職としては通用しません。

プレーヤーから管理職へ思考のアップデートが必要です。

管理職としてのマインドセットは以下の2点を心がけましょう。

「感情」ではなく「理論」でマネジメントする 部下のモチベーション管理はしない

(関連記事:マインドセットとは?実例から向上方法まで徹底解説)

「感情」ではなく「理論」でマネジメントする

管理職としてマネジメントを行っていくならば、「個人的な心情」は横に置いて、数字や結果を追求してください。

なぜならポジティブな感情のときは良さそうに見えても、ネガティブな感情になった途端、チーム全体の士気も一気に下がってしまうからです。

理論的に数字や数値を求める方法は、公式にのっとれば誰でも身につけられます。

人に依存しないので、誰が管理職になっても再現性があり成果を出せる手法です。

(関連記事:書籍『数値化の鬼』に学ぶ、数字に弱い人の3つの特徴とは)

部下のモチベーション管理はしない

部下のモチベーション管理が管理職の仕事といわれますが、感情のコントロールはマネジメントの失敗につながります。

なぜなら、管理職は部下のやる気や働く意義を与えるのではなく、部下を成長させるほうが重要だからです。

飲み会やランチ会などで職場の雰囲気を良くすれば成果が上がるというのは間違いです。