場合によっては、保護者や教師、コーチの暴言が、生徒や選手の「恥ずかしさ」を増大させることもあるでしょう。
今回の研究は、それら暴言が、人々の可能性や未来を摘み取るものであることを明らかにしており、排除すべきだと分かります。
さらにスポーツの場面では、選手に「恥ずかしい体」だと感じさせない環境やユニフォームを用意することが、彼らのパフォーマンスを高めるのに役立つ可能性があります。
体型や外見を強調せず、着心地の良いユニフォームを開発するなら、選手たちは自分の体ではなく、競技そのものに集中できるのです。
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参考文献
Negative body image affects ability to learn and perform physical movements: Study
https://www.utoronto.ca/news/negative-body-image-affects-ability-learn-and-perform-physical-movements-study
Body Image Impacts Motor Skill Learning
https://neurosciencenews.com/body-image-motor-skills-28064/
元論文
Gender-specific effects of self-objectification on visuomotor adaptation and learning
https://doi.org/10.1016/j.bodyim.2024.101795
ライター
大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
編集者
ナゾロジー 編集部